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futurebase’s diary

おもしろいもの、役に立つものを仕事にしたい系ベンチャー企業のブログです。

コーヒーメーカーの商品レビューを分析して、ユーザーの動向を探ってみた

前回(http://futurebase.hatenablog.com/entry/2014/11/21/150741
に引き続き、家電系の商品レビューの分析をやってみました。

今回の題材は「コーヒーメーカー」です∩(・x・)∩
価格comのレビュー投稿・製品登録を時間別に分けて、どのような結果がでるかを見て行きたいと思います。


1.レビュー投稿年と製品登録年のクロス集計

縦軸 : 製品が価格comに登録された年(ほぼ発売日)
横軸 : レビューが投稿された年
数値 : レビューの数
を示していますぞー。

f:id:futurebase:20141128151445p:plain
↑『2003年に登録された製品に対して、2014年にレビューを投稿した人が5人いる』
という事になります。

このカテゴリーの製品は息の長いものが多いと考えられます。
モデルチェンジも少ないでしょうし。
これがパソコンだと、2003年製の商品を2014年に買ってレビューする人はいないと思います。
そもそも買うことすら難しいでしょう。

2.コーヒーメーカーの機能別分析

最近のコーヒーメーカーは、コーヒーを抽出するだけではなく多機能になってきています。
まずはエスプレッソ機能の有無

f:id:futurebase:20141128151537p:plain

年別のレビュー投稿数を、「レビューした製品のエスプレッソ機能有無」に分けて集計しました。
例えば、
2014年のコーヒーメーカーのレビュー数は187件、うち
エスプレッソ機能のある製品のレビュー数は84件
エスプレッソ機能のない製品のレビュー数は103件
となっています。

レビュー投稿数は増えており、エスプレッソ機能の率も上昇する傾向にあるようです。

上のグラフは「何年に投稿したか」で年度を見ましたが、
下のグラフは「何年に登録された製品に投稿したか」で年度を判別しています。

f:id:futurebase:20141128151735p:plain
例えば、
2013年度に価格comに登録された製品(≒2013年に発表された製品)へのレビュー数は91件
エスプレッソ機能のある製品のレビュー数は56件
エスプレッソ機能のない製品のレビュー数は35件
となっています。

2009年に登録された製品から一気に「エスプレッソ機能」の有る製品のレビューが増えています。
2010年登録の製品へのレビューが最も多く、エスプレッソ機能の割合は約85%!

おそらく、ネスカフェバリスタが影響しているのでしょう。
2009年4月に発売。インスタントコーヒーでエスプレッソ・カプチーノが作れる便利なヤツです。
その後にカフェポッドで抽出するタイプも色々出てきました。

会社のブログには、カプチーノ機能の有無、輸入台数、他家電との比較」などの分析グラフも
載せています、興味がありましたら是非遊びにきてください。
http://futurebase.co.jp

3.商品レビューの満足度

2009年問題(ネスカフェバリスタ)があることが分かったので、
2010年~2014年のレビューを解析することにします。

f:id:futurebase:20141128152128p:plain

例外はなく、満足度が高いレビュー投稿数が多い傾向にあります。
家電だと、よほどのことが無い限り満足度1がトップになったりはしないようです。
1つの投稿で使われる単語数の増減は、ゆるい凹型です。
製品に対する満足・不満が高い場合、若干単語数が増えるようです。

4.レビュー文章の係り受け解析(全体)

『美味しいご飯』を『美味しい』→『ご飯』という関係でレビュー文から切り出していきます。

下の表は、コーヒーメーカーレビュー(価格com)に2010年~2014年で投稿された文章を
解析した結果で、上位30個の組合せとなります。

f:id:futurebase:20141128152234p:plain

『コーヒー,◯/飲める,◯ 71』というのは、
『コーヒー(が、を)飲める』という組合せが71個あることを示しています。
『気,◯/なる,☓ 37』といった、☓の付いたものは否定形。
『気(に)なる(ない)』という意味になります。

全体を見てみると
『水/入れる』、『手入れ/する』『美味しい/コーヒー』といった組合せがよく出てきます。

満足度の高いレビュー(満足度5,4)に注目すると、
『豆/挽く』という拘った発言、『手入れ/簡単』というポジティブな言葉が目立ちます。
『ボタン/押す』の組合せも上位にあります。やはりカフェポッドが人気なんでしょうかね・・・。

満足度の低いレビュー(満足度2,1)に注目すると、
『雑/出る』『しっかり/閉める(ない)』『手/かかる』
『使い物/なる(ない)』『樹脂/匂い』『メーカー/問い合わせる』

特徴的な言葉が出てくるようになります。
面白いのは味についての組合せではなく、使い勝手に関する組合せが目立つことですね。

5.レビュー文章の係り受け解析(個別)

的を絞って係り受け解析を行います。
『味/?』となる組合せ(「味が美味しい」「味が苦い」「味がする」など)を調べます。

f:id:futurebase:20141128152446p:plain

ネガポジ判定を手動で行いました。
好印象な組合せ(『味/良い』、『味/満足』など)はオレンジ、
悪印象な組合せ(『味/落ちる』、『味/不味い』など)はブルーに塗っています。
単語の組合せは上位20個まで表示してあります。
総数、組合せの数は20位以降も合計した数値になっています。
ネガポジ判定は筆者の主観に左右されていますので参考程度に。

こうして見てみると、満足度と味は関係性があると考えられます(当たり前な気がしますけど)
満足度が低い場合は、味についても悪評が目立ちます。

まずは『味/?』(表だと「味→Aの総数」になっています)を投稿数で割った割合を見ていきます。

f:id:futurebase:20141128152757p:plain

満足度が低くなるほど、割合が上がっています。
不満があると味に関しても何か書くことが多くなるのだと思われます。
もちろん投稿数が100件未満と少ない数なので、1つの投稿文で何回も味について書かれると
それだけで結果が左右されてしまうことも考慮しなくてはいけません。

『味/?』の組合せの中で、好印象・悪印象の組合せの比率をグラフ化したのが以下のグラフ。

f:id:futurebase:20141128152814p:plain
思った通りの結果が得られました∩(・x・)∩

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました!

※「ウチの商品のレビュー分析をやってみてよ!」という神企業様がいらっしゃいましたら、
弊社お問い合わせよりご連絡くださいませ。 http://futurebase.co.jp/index.php/contact
(業務に関する件は3営業日以内に返信いたします)

 
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